ハワイ解剖実習で判明した腰痛の真実
ハワイ解剖実習で判明した腰痛の真実
僕は2019年の夏に生まれて初めて海外に行くことができました!!
半年前から計画して叶った1つの夢だったのでワクワクで8時間ほどあった飛行機の旅は一睡も出来ませんでした。笑
どうしてもハワイでしたかったこと。それが解剖実習。
日本では医学部生、医師のみが可能な解剖が海を渡り、ハワイ大学であれば医師の監修のもと自分でメスを握ることができます。
これまでも何度となく解剖学は勉強してきましたが、それは全て教科書を使って平面的な絵を見ての勉強。
もちろんとても大事な知識であり、その知識を使ってこれまでの施術にあたってたくさんの方に喜んでいただけるので良かったのですが。
やはり、本物を見て、触れて、本当に教科書通りに筋肉は走行しているのか、僕が想像している質感なのか、を確かめるために。
さらに、臨床で遭遇する
「ヘルニア、狭窄症と診断されているけど本当に痛みの原因はその変形している部分なのか?手術が最良の改善の選択肢なのか?」について直接、お医者さんに質問するためです。
解剖実習が始まり骨盤と背骨だけの状態にセッティングしてもらいました。
そこまでに筋肉、靭帯、軟骨、神経などの色や質感、実際に触った感じ、腕や脚を動かした時の筋肉同士の滑るような動きは今でも目に焼き付いています。
骨盤と背骨だけにしてもらい、まずヘルニア、狭窄症で問題となる脊髄神経とその神経が通過する背骨の脊柱管の隙間を確認しました。
腰椎レベルの脊髄神経は馬尾神経と呼ばれ、その名の通り馬の尻尾のように1本ではなく複数の神経が束になっている構造になっています。
さらに神経は独特のヌルヌルとした膜に包まれ、非常に滑りが良くなっています。
そしてその神経が通る脊柱管は思っていたよりも広く大きく、神経が通るには十二分なスペースがあり、ヘルニアや狭窄が起きたとしても本当に神経を圧迫するのか?
日本にいた時よりも疑問が湧いてきました。
そこで、この疑問についてインストラクターのお医者さんに聞いてみたところ、やはり腰椎でのヘルニアや狭窄症が起きていたとしても、脊柱管と神経の間には十分にスペースがあり、実際の診断と痛みの症状はイコール関係にはなり、ということでした。
MRIで神経を圧迫しているように見えても、実際は手術の時に目視で確認しないと本当に圧迫しているのか分からない。
そのため、もしストレッチや整体などで痛み、痺れが改善するのであれば、ヘルニア、狭窄症などがあったとしてもその痛み、痺れの原因はヘルニア、狭窄症ではなく筋肉の可能性が高いのでは、見解を示していただけました。
腰が痛く整形外科に行くとレントゲンやMRIの画像だけで全てを判断されてしまいがちです。
手術をしても数ヶ月、数年後に再び痛く、痺れが出てお困りの方は少なくありません。
是非、あなたの腰痛の本当の原因を知るヒントにして頂ければ幸いです。
もし、病院や治療院選びなどでお困りでしたら、是非一度、私にご相談ください。
あなたの症状改善のために全力でサポートさせていただきます!
【ハワイ研修中の記録】
◆いざハワイへ!脊柱管狭窄症の本当の原因解明へ!!
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